文具王・高畑正幸氏が開発、デザイン　検索性を極めたノートブック

本文用紙は淡いクリーム色。5mm方眼をベースにした

見返し部分に印刷されたインデックスをマーカー等で塗りつぶすとサイドインデックスとして機能する
　文具王・高畑正幸氏が開発、デザインした「アクセスノートブック」は、記録から保存、検索までの情報の出入り「アクセス」に注目したノート。動作や視線などを考慮し、目的のページを素早くスムーズに探し出すため、印刷から製本まで様々な工夫を凝らした。

　右手でノートを取れば表紙の小口側中央の凹みに自然と右手の親指が誘導される。ここに親指をかけると表紙が開き、サイドインデックスを兼ねた中表紙、目次へと進む。あとはそのまま親指の先の数字を目で追い目的のページをめくるだけ。

　サイズはA5よりも少し大きい「A5＋」で、本文200ページ全てにページ番号を印刷。製本は新しい技術「PUR製本」を採用、ページの最後に透明ポケットが取り付けられている。保管、使用時に痛みにくいハードカバーには裏表紙に折れ線が入っており、そのまま本文全体を裏表紙ごとしならせてページをめくる事ができる。

　少し太めの高品質なゴムバンドつきで、書類の貼付
等でノートがある程度ぶ厚くなった場合でもしっかりと止められる。万
が一どこかに置き忘れた時のため、見返しに拾ってくれた人へのメッセージと共に連絡先として名刺を貼り付ける欄を用意。手書きでも記入可能。